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というか、やっていけるのだろうか…
胸中で心配していると、あの先生が教室に入っていった
勿論、俺は教室の外で待機…
「おら、テメェら席つけ。転校生くんの登場だ」
「マジで、このクラスなんだぁ。可哀想に」
「…可哀想」
「…おい、テメェら。なんで俺見ながら可哀想って言うんだよ」
『情けをかけられない程、残念な教師だから』
「テメェら、あとで成績全部0な」
「0なんて、成績ないし」
くだらない言い争いの結果は爆笑というね
早く入れてくれよ…
それから5分後に呼ばれ、イライラが溜まった顔のまま中に入り自己紹介をした
「春影 海里です、よろしく」
「はいはーい、彼氏いたりする?」
おい、待て。
俺は男で何で彼氏なんだよっ
つか、質問とか面倒臭ぇな
「いないけど…質問とか面倒臭ぇから、後で来てくんないか?」
「…お前、バカだろ?」
はっきりと断ってやれば、返ってきたのはあの先公のやる気無いぞオーラ100%のセリフ
「は?」
「だってお前、よく考えろよ?今、お前の質問タイムしなかったら、どうやって暇潰せってんだよ!?」
「知るかぁああぁあっ」
流石に、この先公に頭に来た俺は鳩尾に一発、肘を突き入れてやった
崩れ落ちる巨体…
我に気づいた時は既に遅し。
大歓声を浴びたあと、質問攻めにより囲まれ一時間目終了(授業は中断)となった
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