正反対な彼女と俺

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「あうぅ~、よーくん?乙女を本気で叩いたね!?」 涙目で訴える都子に少し動悸を感じた。 「…都子。あまりそういう仕草は他の男の前ではやめろ。」 「無視!?けどなんでなの??」 話題をそらされても食いついた都子は夜空に問いた。 「…さっきの仕草だと、雄狼に襲われてもおかしくない。」 「お、狼さん!?日本のは滅んだでしょ?!まさか生き残りでもいるの!?」 そっちの狼じゃないっての。  
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