英雄の街 ステッドマン

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「リグル・エッジだと?」 キースさんがリグルさんのフルネームを聞いて、驚きの声をあげる。 …いったい何に驚いているんだ? 「うむ、恐らくお前が思っている人物で間違いなかろう」 キースさんとロブスさんとの間には会話が成立している様だ。 「貴様の処遇は後で決める。それまで此方が用意した部屋にいてもらおう」 なにそれ、一方的だな。 …しかし此処で反抗しても良いことは無いか。 「…分かりました」 その言葉を聞くと、キースさんが立ち上がり部屋まで案内してくれるとの事。 「…大丈夫だ、悪い様にはしないさ」 オレの隣に立った時に耳元で囁いた。 …なにこれ、全然嬉しく無い。
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