第1章 信

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 その女性は信達のことは眼中にないのか、日常すぎてどうでもいいのかはわからないけれど、こちらの方を見る様子など全くない。  今日の献立は…なんて呟きながら歩いてることからして、夕飯のことを考えていることがわかる。 ふと、ここを抜け出す方法を思いつく。 「わりぃ、3人共。 俺、今日はこいつと一緒にいる約束してたんだ」 「は?急に何言って…!!」  
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