。+ 深海の姫 +。

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そんな日が続いた ある日の事 『お~い!! リリィ~!!』 大きな声と共に 割れんばかりの勢いで窓を叩く こんな早朝から元気なのは 奴しかいない‥ 『トミー!!』 リリィの姿を見ると さらに窓を叩き 早く開けろと催促する このままでは 本当に窓が割れかねない‥ 急いで窓を開けると トミーは リリィの部屋に飛び込み 『どうして最近お歌を歌わないんだ!?』 と部屋の中をぐるぐる回った 全く彼は 意味がわからない
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