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どっかの森の奥の泉。
バッチャアァァン!「どわ!?冷てっ!?」
その泉に何かがすごい勢いで落ちた。
「ぷはっ!!」
というかそれはオレだ。
ザバァッと水面へと顔をに出す。そして上を、空を見上げた。
オレの目に映ったのは
「月…?三つあるのか……」
銀色の下弦の月、青い上弦の月、そして赤い望月(モチヅキ)だった。よほど捻れていないかぎり、誰しもが綺麗だと思うだろう位にこの夜空は満天の星空である事も相まって綺麗だった。
「心を奪われる様な景色ってのはこういうのを言うんだろうな……。しっかし異世界に来たんだな。オレ。」
オレの呟きを皮切りに辺りには静けさが戻った。波打つ音以外に音は、しない。
「はぁ。異世界に来たってのは把握出来たし上がるか。いつまでもこんな風にしてても仕方ないし。」
岸に向かう途中で
「っくしゅ!さむ……。ん?ってな、何だよ!これっ!?オレ肌じゃねぇかアアァァー――――――!?」
何て事が有ったのは余談。
「って余談にするなッ!作者!!」
うん?そのまま女体化させても良いんだよ?ハ・ル・カちゃん♪
「はぁ……。もういい……。」
軽く嘆きながらオレは泉から上がった。
その後何となくで創造能力が使えたから黒いパーカーとジーパンに赤いロングコートを羽織ったで創って寝た。
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