プロローーグぅぅっ!

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 そんなことよりコイツ等四人を止めないといけない。止めるのは貞操を守る為というのもかるがも何よりもなんだかんだ言ってコイツ等が好きだし大切な存在だから。オレのその気持ちを知っている上で妙に息が合った共同戦線を張ってくるから只でさえ四人ともオレの弱点というか弱い所を知り尽くしているから質が悪いのに尚更に質が悪いっ!! 「ハルの変態。ハルはそんなに俺の裸見たいのか?これでも下着は付けているんだぜ?」 そう言って後ろを「なっ?」と見せてくるミィねぇ。確かに付けていたけどそういう問題じゃない……///  ここからは口先一つでも間違えたら一気に押し切られる。間違えれば天国が待っていないでもないけども……///  逃げれば良いじゃないかと思う奴がいるかも知れないが逃げようにも後ろからはセツねぇが抱きついていて何がとは言わないけど当たって気持ち──じゃなくて後ろへは行けない。前へはアサねぇがいてオレのズボンに掛けようとしているそのアサねぇの手を抑えているからダメ。右側は── 「ハルちゃんっハルちゃんっ!いかにもって言ったけどそんなに怪しい物じゃないよっ?コレはねっ!解魂水って言ってねとっっってーーも貴重で神聖な物なんだからっ!」 姉妹一の天然娘ルゥねぇがいる。ん?"解魂水"だと!?もしそれが本当で本物だとしたら果てしない位ヤバい。効力の程は菊花著『あきかの(1~7)』(←H2011.4/9現在。良作デス)を読んでくれっ!今オレに説明する余裕はない!理性とか理性とか理性とか理性に! 「だから何が四人共したいんだよ!」 「何を言っているんですか!私たちがハルくんにするんじゃないんですよ!」 「どういう意味だよ!?アサねぇっ!というか一番ストレートな行動に出てる本人がそんな事言えるのかよ!?」 地味に馬鹿力なアサねぇの手を抑えつつの抗議。 「いえ、今その"一番ストレートな行動"に出ているのは美織さんです。それから私たちがではなく"ハルくん"が私たちにするんです。」 「そうだぜハル♪何のための解魂水だと思ってるんだ?」 「へっ!?ミィ──ンンッ!?///」 ねぇと言おうとした所で下あごを摘まれて唇を奪われてしまった。キツく唇を閉じて抵抗してもすぐに強引に割り開かれてそのまま深く、深く繋がっていく。
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