1人が本棚に入れています
本棚に追加
丸い窓から覗いた春の景色のように、穏やかでした。
柔らかな風が吹いたかのような、幸せを感じました。
常にわたしは駆け足で、あなたの後ろへついて行っていましたが、あなたの背中さえ、幸せな景色でした。
そして、いま。
夕日のように顔を赤くしたあなたから思いを告げられました。
突然のことで少々驚きましたが、赤いあなたを見て何故か笑みがこぼれました。
否定など問題外で、わたしは快くあなたを肯定しました。
幾度も春は巡り、幾度も喜びをわたしたちに与えました。
車輪のように安定したローテーション。冒険はできませんが、あなたといるだけで満たされるわたしは今が一番ベストです。
しあわせを、あなたとともに
最初のコメントを投稿しよう!