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からんからん♪
自動扉がゆっくりと開き、人が一人だけ店に入って来た
だがその人は、その場で止まってしまった
従業員が不思議に思い、声をかけようとするといきなり従業員に掴みかかった
近くにいた客も突然のことで、何すればいいか戸惑っている
優夜達もそのざわめきに気付いて店の入口を見ると、おかしな客が口を開けて従業員に食いついた
「!?うわぁあ゙ぁあぁ?!」
従業員は予想もしなかった痛みに叫びをあげる
その叫び声と飛び散った血で、店内はパニックになる
タクヤ「いったいどうすれば?」
パニックになったのは拓也も例外ではなかった
そのおかげか、優夜は少し冷静になれた
ユウヤ「まずは落ちつけ。次に逃げることを考えるんだ」
タクヤ「ゎ、わかった」
ユウヤ「正面は行けない。だが裏口があるはずだ。行くぞ」
混乱する店内の中を、スタッフルームを目指して走った
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