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――― バタン…
スタッフルームに入った
とにかくここから早く出なければ、人が押し寄せて来るかもしれない
今さっき店員に食いついた奴も危ないが、混乱した人の大群も危ない
タクヤ「アレっていったい何?」
ユウヤ「わからない。だが、とにかく拓也の家の方が近いから、まずはそこで状況を確認する」
タクヤ「…わかった」
裏口から出ようと思ったが、ふと外にも同じような奴らがいるんじゃないか
そんな予感が優夜の頭に過ぎる
ユウヤ「ちょっと待った」
優夜はそう言って、掃除用具入れを開けて、モップを取り出す
タクヤ「何に使うの?」
ユウヤ「掃除だと思うか?外にもアレと同じ奴がいるかもしれない。武器の変わりだ」
拓也はなるほどと頷き、二人は外に出た
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