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――― バタン
外に出ると特に変わり栄えのしない街だった
だが、いつもより静かだ
この時間なら、まだ子供が遊んでいてもおかしくない
たまたま近くにいないだけかもしれない、と優夜はそう考える事にして、拓也の家に向った
拓也の家は歩いて十分程度
今は安全圏に逃げなければ…
「いやぁぁ!」
そう考えていると一人の女の子が小さい公園の角で、変な二人組に追いつめられていた
タクヤ「優夜!」
ユウヤ「行くしかないか!」
二人は走って女の子を助けに行った
ユウヤ「伏せろ!」
優夜はモップで男の頭を横から殴る
そして女の子と男達の間に割り込み、男達を押し返す
タクヤ「来て!」
拓也は女の子の手を引き、救出する
それを確認して、優夜は男二人を蹴り飛ばして、その場を離れた
ユウヤ(いったい、何が起こっているんだ?)
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