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変な男達から十分に離れ、女の子と話しをしてみた
タクヤ「大丈夫?怪我はない?」
「うん…大丈夫」
タクヤ「あの人達、何か言ってた?」
「ゔーって言うだけだった」
女の子がそれを言うと、優夜が耳打ちをする
ユウヤ「その話しは後で俺がする。まずはそいつを送るのがいいと思う」
タクヤ「わかった」
拓也はそう言うと、女の子に向き直る
タクヤ「君の家はこの近く?」
「うん。」
タクヤ「お家に誰かいる?」
「うん、お母さんがいる」
タクヤ「なら、俺達が送って行くから案内してくれない?」
「…うん、わかった」
タクヤ「それじゃ早速、行こうか。」
拓也は立ち上がると、女の子は案内をはじめた
………
……
「リリ!」
「お母さん!」
歩くこと三分程度で、女の子の家についた
事情を話して、現状を聞くと
「リリを助けていただき、ありがとうございます。ですが、私にもよくわからないんです。急にテレビで家から出るな、とだけ流れて…」
待機命令だけが出た、ということはわかったが、今なにが起こっているか大した手掛かりにはならなかった
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