再会

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「あ~ん?」  一瞬意味が分からずポカンとした俺は……10年前の古い記憶を辿った。  思い当たる節にぶち当たり、我ながら赤面する。  教え子に、弱みを握られた気分だった。 が……まぁ、それもいい。  そして俺は、担任として初の卒業生を無事送り出し、麻実は晴れて、俺の生徒ではなくなった。  to be continued  第三部 『そして重なる時の中で』
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