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「出来ない?そう言い訳して何もしない気なの!?」
「ふぅ…これだからガキは嫌いだ。」
「────なっ!?」
「いいか。俺達反乱軍は、今や完全に政府に抑えつけられてしまってるんだ。まさに四面楚歌ってやつか。その状態で俺達が何をしようともまさに井の中の蛙ってやつだ。諦めろ。」
────政…府
「あ…アイツ等が何をしてきたか分かってるの!?」
私は記憶を巡らせる。
「全て…全て政府(アイツ)等に奪われていった!全部奪われたのにっ!!」
私の中の世界が震える。全てが止まる。静寂が訪れる。
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