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ティナ「あっ、見てオニオンナイト、小鳥が止まってるわ」
オニオンナイト「この世界にも動物が住んでいるんだね」
小鳥が小さな岩の上でチュンチュンと鳴いている。
一匹の小鳥がティナの方を見ながら首を傾げる。すると小鳥は小さな岩から飛び立ち、ティナの肩に降り立った。
ティナ「小鳥を見るなんて久しぶりだわ」
ティナは小鳥の頭を撫でる。小鳥は目を瞑り、気持ちよさそうにしている。
オニオンナイト「ティナは小鳥とか好きなの?」
ティナ「うん。小鳥は純粋で、可愛いから」
ティナの思う小鳥はオニオンナイトが思うティナそのものであった。
小鳥は空へと羽ばたき、どこかへと飛んでいってしまった。
しばらく空を見上げた後、歩き始め旅を続けた。
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