其一~始まりの最初~

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?「土方さ~ん入りますよ~」 土「!!そ、総司てめえいつも許可取ってから入れっつってんだろうがよ」 沖「あぁすいません句を詠んでた最中でしたか それは失礼しました豊玉サン」 全く、私がわざわざ来て差し上げたと言うのに… この人少しは人に感謝するという心は無いのか… そんな私の考えていた事が解ったのか、土方さんは青筋をこめかみに浮かべながらも笑いながら言った。 土「巡察はどうだったんた?」 一応上司なのでちきんと答えてあげましょう 沖「特に問題はありませんでした… ただ、橋の下で寝ていた少女を保護し今私の部屋で寝かしています」 それだけいうと開けっ放しにしておいた襖からさっさと出ていった。 土「何だったんだ?…」 訳が分からない土方も取り敢えず沖田の部屋へ向かったのだった。 土(俺って可哀相じゃね??)
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