幕末に咲く一輪の華

其一～始まりの最初～

それを聞いたお兄さんは震え上がっていた。

それを見た総司？さんは満足したように笑った。

かなり笑った後、彼は私の方を見て言った。

沖「とんだ邪魔が入りましたが、改めて沖田総司です。
貴女の名前は何ですか？」

彼は私の名前を聞く。

別に答える必要はないけど…隠す必要も無いので私は素直に名を名乗った。

月「えっと、私の名前は、月華、如月＜ｷｻﾗｷﾞ＞月華です。橋の下に寝ていたハズなんですが……」

そう言い終えた時、また襖が開いた。