♯02

12/14
前へ
/65ページ
次へ
「…苦手なのは本当。 俺、困ってる人がいたらほっとけなくて。それでいつもお節介とか言われるだよね。」 「全然お節介なんかじゃなかったですよ。むしろすごく素敵だと思いますもん。」 本当私には神様に見えたし…… 「私この通りドジじゃないですか。だから早坂くん神様に見えましたよ。」 ははっ、と早坂くんは笑い出した。 「神様って言い過ぎでしょ。」 「私にはそう見えたもん。」 「そりゃ、ありがと。」 いつのまにか早坂くんも私も敬語が抜けていた。 こんな会話をしながら道を早坂くんに教えながら家に着いた。 .
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加