♯02

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「千尋、今日の放課後カラオケに行こうよ。」 昼ご飯の最中、いつものように麻衣は誘ってくる。私たちは部活に入ってないため帰宅部だったりする。 だからこうやってたまにカラオケに行ったりショッピングに行ったりする。ほとんどお互いの家に行くことが多いのだけれども。私の親友である。 「いいよ。久しぶりだよね」 「やったぁ。あとね、綾ちゃんとかもくるんだけどいいかな?」 「うん。綾ちゃん達と遊ぶの久しぶりで楽しみ」 すると麻衣はガッツポーズして、 「楽しもうね。」 と喜んでいた。 そして放課後になったんだけど、何か様子がおかしい。 「麻衣、髪どうしたの?」 「えっ、やっぱなんか変かな?」 「いや、可愛いよ。 珍しいなと思って」 そういうと麻衣は嬉しそうな顔していつもの得意げな顔になった。 「ふふっ、イメチェンよ。イメチェン。」 いつもはストレートなのに巻いてる。元々美人で何やっても可愛いのだけれど。 私は特に気に止めることなく他の子達と合流してカラオケへ向かった。 .
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