第二章~嫌がらせの真意~

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『ごちそうさま。』 食事を終えると、俺はさっさと自室へむかった。 リビングでくつろいでいると律也に何をされるかわかったものじゃない。 一週間前、リビングでテレビを見ていたときに、家族がいると言うのに律也がズボンに手を入れてきたときは心臓が止まるほど驚いた。 家族がいなければいいという訳でもないが、リビングでセクハラされるとは思ってもみなかった。 俺にセクハラして何が楽しいのかわからない。 いや、律也のことだから嫌がらせして楽しんでいるのかもしれない。 とにかく、律也は暇さえあれば俺にセクハラ兼、嫌がらせをしてくる。
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