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世界は元々一つであった。創世神がこの世界を創り、最初の“人”を生み出した。創世神は間接的に世界を支配し、その“人”に直接支配させた。
しかし、創世神は四人を生み出してしまった。
一つの種族だけでなく様々な種族を生み出した。
後に最初の四人を人間界、天上界、冥界、そして魔界の王となり、世界を四つに分けた。
四界になってから約千年の間に目立った争いなどなく平和に過ごしていた。それぞれが他界に干渉せず、上手くやってきたからだと言われている。
そのおかげで魔界の不穏な動きを察知することが出来なかった。
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