薔薇色☆生活

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『おはようございます。お熱計って下さいねぇ~。』 朝、看護婦さんの優しい声で目が覚めた。 コンニャクの魔力により、すっかり枯れ果てて脱け殻のようなイケメン。 ボーっとしながら体温を計り、看護婦さんに体温計を手渡す。 『おすっ。』 ひゃぁ!! 真綾!! いつの間に? 病院のドアって静かだから分かんなかったよ。 てゆーか、ホントに来てくれたんだぁ。 『彼女さんですか~?』 ふんわりした声でしゃべる看護婦さん。 『はい。僕のハニーで『違うし。失礼な事言うな。』 こらこら。 看護婦さんに敵意を丸出しにしたらダメ。 すんげぇ目で看護婦さんを睨む真綾。 これはハンターの目です。 看護婦さん逃げてぇぇぇ! 『あ…はは。じゃあ、お昼ごろにまた来ますね。』 看護婦さんはかろうじて笑顔を保ち、去っていく。
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