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楽しい妄想にふけっているとアッという間に放課後になった。
エイドリアンと同じ制服を着た沢山の女子たちがウジャウジャと蟻の様に出てきた。
エイドリアンを探すついでに一人一人の顔面の具合をチェケラー♪
………………………………………………………………………………………………………………………………ケッ!ブスばっかだ。
あぁ早く出ておいで。
僕のエイドリアン♪
30分ぐらい経った頃、マイスウィートハニー。
エイドリアンが友達らしき顔面失敗作と二人で出てきた。
エイドリアンが楽しそうに失敗作と笑顔で会話している。
僕は一定の距離を保ちつつ二人の後をついて行った。
『マアヤ~。今からカラオケ行かね??』
失敗作が言った。
どうやらエイドリアンは【マアヤ】って名前みたいだ。
『今日はやめとく。』
エイド……マアヤが失敗作の誘いを断った。
ははは!ざまあみろ!
失敗作のくせに図々しく僕のエイド…マアヤを誘うなんて馬鹿な不細工だ。
『え~~!いいじゃん。行こうよぉ。』
『ほんとにゴメン。』
なんてしつこい不細工だ!
不細工は家でこっそり折り紙でもしてろ!
気持ち悪い!!
それにしてもマアヤはなんて可愛らしい声なんだぁ。
声を聞いただけで僕のカルピス.イカ風味が飛び出しそうだよぉ。
嗚呼、可愛い可愛い僕のエイド………………マアヤ。
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