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なんかさ、気付いたんだけどさ、僕が普通を心掛けてちゃんと喋れば真綾も普通に喋ってくれるんだよね。
ほんの少し前までは有り得ない事だったけど、今は普通に会話ができてる。
『いいお母さんだな。うらやましい。』
『真綾!僕と結婚したら、もれなくあの人が母親として付いてくるよ!』
『いっぺん死ねよ。』
真綾が少し笑いながら言った。
『ギューってしていい?』
なんか今、すっごい真綾を抱き締めたい。
『いいよ。』
『ただし、お前のムービーを全世界に向けて配信します。』
すんごい意地悪な顔してニヤリと笑う。
……………。
NOーーーー!!!
『調子にのりました。ごめんなさい。』
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