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『ヒマ。何か面白い事してぇ?』
なにそのムチャブリ!?
『え!?なんで?無茶苦茶だよぉ。』
『無茶苦茶がマーの売りじゃんか。マーから無茶苦茶取ったら、ただのツマンナイ美少女になっちゃうじゃん。』
それ売りだったんだね。
てゆーか、面白い事…面白い事………面白い事…。
『さて。帰ろっかな。』
真綾がドアの方に行こうとする。
『うあぁああん!待って待ってぇ!!』
僕はベッドから飛び降り……
ズルッッ!!
しまったぁ!!
ギブスしてたの忘れてたぁぁ!
ドダッゴッブチブチブチ!
『んぎゃああああ!!』
ギブスで滑り顔面から床に突っ込んだ。
初めてのキスは、とても固くて冷たくて……。
きゃぁあああ!
血!血!!血ぃ~~~!!
あっ、なんだ鼻血か。
『きゃははははは。』
あ、真綾が笑ってくれた。
『面白いけど、そこまで体はらなくても…きゃははははは。』
『えへ……えへへへへへへ。』
おびただしい量の鼻血を垂れ流しながら笑った。
うん。
変態みたいだね。
『あ、点滴ちぎれてるよ。』
『あ…。』
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