薔薇色☆生活

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『♪~ソーダ色した風にはしゃぐ君のスカート不思議 妙に妖しい光線放ってるよ ねぇ しばった髪をほどいてよ 君の匂いをそっと深呼吸 君の吐息をそっと深呼吸 ~中略~ 恋はミステリー 夏の風は、心騒を奏でるクレッシェンド 恋はミステリー 電車に乗る君の姿を密かに尾行した 君が欲しい 君が欲しい~~♪』 『なんの歌?』 どうやら僕はいつの間にか歌を唄っていたようだ。 『近畿キoズのkissからはじまるミス○リー。』 『ふ~ん。匂いを深呼吸とか密かに尾行とか…お前のテーマソングみたいだな。』 ぬぉ!! そうか! 僕達のラブストーリーが映画化されたあかつきには、ぜひとも主題歌に!! きっとセカチュウとかピカチュウもぶっ飛びの話題作になる事間違いなしだね♪ 『あぁ。やっぱ前言撤回。近畿に失礼だわ。近畿は人が捨てたゴミ持って帰ったりしねぇし。』 『そりゃそうだ~。ははは~……………え゙ぇえぇぇぇ!?』 気付いていらっしゃったのですか!? うわっ。 出ました。超絶☆意地悪そうな笑顔。 やっ。元気になってきちゃったよ。 『上の階のオバチャンが言ってた。滝野さんが捨てたゴミを持って帰る変な人がいるのぉ~って。』 『ははは。そそそそれだけでは僕が犯人だという事にはなりませんなぁ~。ぶ物的証拠はないのですかな?』 目が水泳を始め、毛穴から放水が。 僕は焦って何か壊れた。 初めて自分の事を気持悪いと思った。 『お前以外に誰がいる。』 『………確に……。』
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