時を越えた思い人

タイムスリップ！？

『ありがとうございます！！
料理や洗い物は任せてください…でもいいんですか？』

ガッツポーズをとるがすぐに俯く

『ん？何がだい？』

首を傾げる勇

『ドコから来たか分からない私をどうして置いてくれるんですか…？』

俯きながら畳の上に涙がこぼれ落ちる

『困ったなぁ…君が居てくれれば助かる！
君が住んでいた所の料理とかを食べたいなぁ！』

豪快な笑い声を出すと優子もつられて一緒に笑い出すと襖の向こうから声が聞こえる

『近藤局長…夜分にすいません お話ししたい事が』

息を荒いながらも話しを続ける

『その声は烝君か？どうした？』

襖を開けた勇は背中に傷を負っていた烝を見ると勇は慌てて烝を担いで部屋に入ってくる