え?なんでかって?それはねーーー

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窓からみると、校庭にある少年が帰っている姿を見つけた。 「あ」 いそいで荷物を片付けて校門まで来たけど・・・ いないかぁ とぼとぼと帰っていると、 「やっときたか」 「博くん?」 荷物を肩にさげて、校門でまっててくれてた! ・・・ってあれ?なんで待っててくれたの?ま、いっか。 「博くん。聞きたいことあるんだけど」 「ん?何?」 「えっと・・・」 なぜか聞くのが躊躇われた。普通に聞けるような話題なのに。なんで? 「えっと・・・」 「呪いのこと?」 気をきかせちゃった。 すると博くんは苦笑いして、 「実は俺も遠藤さんに聞きたいことあってさ」
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