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俺は急いで着替え、家を後にした
これから向かうは剣道の超強豪だった高校。サンシャイン高等学校
言っておくが名前で選んだわけではない。キラキラなスターっぽいのを天に掲げる赤い帽子が似合ってる兄さんの像があるかもなんて、期待してなんかいない
俺はサンシャイン高校の正門に到着し、少し緊張しながら体育館へと足を運ぶ
???「よう。怜茨」
ん?と確かめるまでもない。小学三年生からずっと聞いている声
怜茨「おう。関羽か」
羽仙「誰が商売の神様だ、コラ」
こいつの名前は関羽。別名、関田羽仙(カンダ ウセン)
メガネがチャームポイントで俺と同じ180cmで肩まで伸びた黒髪を右肩の上に被せている
羽仙「さて、遂に入学式だな」
怜茨「だな。ここの学校はかなりの強豪だと親父から聞いている」
羽仙「おう。確かに将棋部はこの数年、全国大会でも負け無しだ。早く入部してぇな」
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