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テイラー・ハックフォード監督作品。
キアヌ・リーブス、アル・パチーノという2大スターを起用して作られた駄作。
マツタケと松坂牛をカップラーメンに投入したような贅沢な無駄を感じる駄作。
この駄作を機に二人の仲もひび割れてないことを願らずにいられない。
まあ、元々仲がよいのかも知らないが。
こちらもエリン・ブロコビッチ同様、裁判がらみのストーリーではあるのだが、その内容たるやエリン・ブロコビッチの比ではない。
アル・パチーノが非常に悪い役で、観ている途中ずっと悪魔のように悪い奴だなと感じていた。
それもそのはずでなんと本当に悪魔(ディアボロス)なのだ!
アル・パチーノに角が生えて背景には炎がめらめらと燃えてるシーンはとても正視に耐え難い安っぽさ。
まじめな話と思い込んでみていただけに法曹界の黒幕が人間ではなく悪魔でした! というあまりに突飛な展開はついていけず軽いパニックになる。
映画館に入って上映10分で爆睡しているご老人がいて、なんと失礼なことか、この人は何の為に映画館に来たのだ! とちょっと腹を立ててしまっていたが自分も、開始五分で寝ておけばよかったと悔やまれる作品であった。
館内は空いていて寝るにはちょうどよい環境といえた。
眠れない夜はぜひ、ディアブロ~悪魔の扉~を!
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