アイ・アム・サム

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ショーン・ペン主演の知能にハンディキャップを持った主人公が子育てをするストーリー。 別に糞映画というほど酷くはないがやや残念感は残る作品である。 ドラゴンボールとかショムニ・ザ・ムービーとか見るまでもない糞映画を紹介したり、誰も知らないようなマイナー映画を紹介するより、名前が知られた作品書いた方が読む人の気を引けるかなと思い選びました。 アイ・アム・サムを見た人が大抵口にする言葉は 「泣けそうで泣けない」 「泣きそうなシーンでもあと一歩のところでシーンが切り替わってしまう」 である。 やはりこの映画は泣ける映画、という期待感を持ってみてしまう。 安っぽい涙よりハンディキャップを持った人間の辛さや思い通りにいかない歯痒さなどを訴えたいのかもしれない。 そういった意味では味わい深い作品である。 だけど泣ける映画なら泣かせて悪いことはない。 泣かせる努力が足りないと感じてしまう。 ラストもああよかったね!といった感じではなく、実に切ない感じで幕を閉じる。 その切なさが泣ける切なさとはちょっと違う切なさ。 なんだかモヤモヤしたものが残ってしまう切なさだ。 悪くはない。 決して悪くはないのだがどうもすっきりしない内容や構成である。 ちなみにショーン・ペンの演技は素晴らしい。
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