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『――真夜、努々〈ユメユメ〉忘れるな。 ・・・・・・・・・・・・・・ お前という存在そのものが特別 ・ ・ ・・・ な〈鞘〉であるということを』 真剣な父。 『はい、父上』 そんな父の様子に真摯な面持ちで応えた幼い自分は――〈鞘〉が何であるのかさえも知らなかったのだ。
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