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「いないな…………魔物…………」
俺は初めて気付いた。
魔物がいなければ何も出来なかった事。
最後の最後まで魔物に助けられていた事に……。
「魔物……。何処にいるんだ?隠れて無いで返事してくれよ……。まさか7ページで死ぬなんて事無いよなぁ。おい……」
力無い笑顔はやがて消え、魔王のあしどりは重くなっていく。
幾らかの時間の後茂みからガサッと音がした。
「魔物か!」
「えぇ……確かにおいどんは魔物ですが……」
「おまい誰だよwwwww」
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