君は君、僕は…

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「可愛いね君ぃ、結野アナみたいで好きだよー」 「あなた…なにやってんですかぃ旦那」 まんまと釣られたのは酔っている旦那、多分俺とは気付いていない手を離そうとしても力が強くて離れない、このままでは仕事ができない 「離しなせぇ!馬鹿旦那!」 「ね、そんなに嫌がんないでよ」 「だから!俺は男でさぁ!」 あー!この酔っ払いはなんだよ!一発殴って気絶させてもいいがその場面を天人に見られたら潜入もなにもなくなってしまう 「……」 お、やっと黙ったし静かになったコレで仕事に戻れるし酔った旦那とも離れられるし 「ん!?」   冷たい唇が重なり  冷たかった体が熱くなった 「じゃあバイバイ」
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