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それからはとゆうと運の悪い事に何度も沖田と街で出逢っては軽く話しをしたりするけれど目はいつも唇にいってしまう
「旦那ぁ、聞いてくだせぇよ」
まるで一度食べてしまうと再び食べたくなってしまう自分が大好きな甘い果実のような感じで、そっと目を閉じると…
「旦那!」
「はい!」
「聞いてやしたか?俺の話し?」
「銀さん疲れてるから耳に入ってこないんだよ」
あ、今悲しい顔したよこの子
こんなに可愛かったけ?いやいや俺の妄想でそうなったかも知れない、あれ?妄想ってなに?
「ならもういいでさぁ」
さのまま沖田は頬を膨らませながらゆっくりと立ち上がり自分の隣にはいなくなっていた
「なにやってんだか」
沖田の食い掛けの団子を口に含み再び悲しそうな顔をしている顔を思い出す
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