0人が本棚に入れています
本棚に追加
その日、長から下忍の収集があり全員が屋敷に呼ばれた。
「甲賀の下忍がこちらへ偵察を兼ねて向かって来ているという知らせがあった…。お前達にくい止めて貰いたい」
伊賀の長たる老婆は下忍達に命令を下した。
「「「「御意…!」」」」
下忍達は一言残すと散り散りに戦場へと向かった。
「はて、何人生き延びるかのう……」
「お婆様……」
下忍は手足であり命など安い物…それが長の勤めである。
複雑な顔で湖月は自分の祖母の顔を見ていた。
最初のコメントを投稿しよう!