第一章 強き者

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雲が散り始め月が見えたと同時に決着が着いた。 「ぐ……ぅ…」 甲賀の下忍は左胸より血を流し地に倒れた。 「っ生き残った…が…目を……塞がれたか」 陰弘はゆっくり立ち上がったがその瞼は閉じられていた。 「その……目…三日…夜は開か…ぬ…闇の中…で…」 そう言い残し、甲賀の忍は息絶えた。
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