プロローグ~闇の中~
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バカみたいなことを言ったね、と口の端を吊り上げる。 ニアの口調には皮肉めいたところなど毛ほどもなく、むしろ他人に好印象を与えるようなものだった。 もっとも、今はニア以外に人はいないのだが。 「なんでボクは生きてるんだろうね」 小さく呟く。 ニアの両親は二年前に流行りの病にかかり、間もなくこの世を去った。 ただ一人、息子を残して。
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