プロローグ~闇の中~
5/8
読書設定
目次
前へ
/
18ページ
次へ
「あの頃は世界が薔薇色に見えたよ…全てが新鮮で、全てが輝いていた」 もう、戻らないのかな…とニアは遠くを見て呟く。 ムルクはそんなニアを慈愛のこもった瞳で見つめる。 ニアがこのような呟きを漏らすのはもう何度目だろうか。 かつて、幼いニアの瞳に映った美しい世界はもう彼の瞳には映らない。 荒涼とした、それこそ灰色のような世界にしか映らないのだ。
/
18ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!