うざいなぁ、もう

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あっと言う間に二人を落とした謎の人物は残りの一人に目を向けた。 「く、くるなぁっ!!」 とベタな台詞をはいたのは残りの一人。 「あのねぇ、くるなって言われて素直にはいなんて言うやついないでしょ バカじゃないの?」 「うるせぇ!! こいつがどうなってもいいのか!?」 うわぁ、その台詞を現実で言ってる人初めて見たよ… あいつ死亡フラグじゃね? 「はぁ… あのさ、お前ごときがスピードで俺に勝てると思うなよ?」 そう言い放つとすっと残りの一人の後ろに回り込み手刀をいれ相手を落とす。 「さぁてと、んじゃ、帰りますか」 学校側に見つかるといろいろ面倒だしな。 「た、助けてくれてありがとうございますっ」 「あなたが来てくれなかったら僕達どうなっていたことか…」 あ、完っ全に二人のこと忘れてた。 「あぁ、別にいいよ 仕事だしね」 「仕事?」 「それってどういう…」 「んー、深く聞いちゃだめ 企業秘密ってやつ さぁもう寮に帰ったほうがいいんじゃない?」 「最後にお名前をっ」 「だから教えられないんだって」 なんで名前聞くかなぁ… 「だったらニックネームとかっ なんでもいいんです!!」 「しょうがないなぁ… じゃあjudgmentとでも言っておくよ」 「じゃっ…じ…?」 「すきありっ じゃあねっ」 「あっ!お待ちくださいっ!」
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