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「ふっふっふっ…
時は来た!!!」
ダンッと大きな音をたて立ち上がる今崎。
その顔は期待、希望、嬉々など素晴らしい感情に埋め尽くされている。
本人はその姿がいつもとキャラが違うことに気が付いてないらしい。
「あ、あの…
今崎様…?」
一人の子が今崎の様子がいつもと違うことに気がついた。
まぁ、所詮キャラ崩壊。
「え、…あ
なにぃー?」
流石に気付いたのか
すっとんきょうな声をあげとぼける。
「あ、いえ、なんでもないです」
「んー?
変なのぉー
んじゃあ、僕の案をいいまぁーすっ
みんなはさぁ去年何したか覚えてるかなぁ?」
覚えてる。
確か去年もこいつの案だったっけか。
「ぼ、僕覚えてますっ
確か執事、メイド喫茶でしたよねっ」
もちろん俺は裏方だ。
「そぉーだねぇ
あれは結構評判がよかったんだよぉ?
それこそ売り上げが2位になるくらいにはねぇ?」
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