9人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「逃がすな八百長だ」
黒いスーツを着こなし、サングラスをかけた若い男達がこちらにかけてくる。
「さあ、こっちよ」
赤い服の女が俺の腕を掴み非常階段を下って行く
俺は何が起きたのか状況を把握できぬまま、ひたすら走ることしかできなかった。
「何をしてるんです…早く捕まえなさい」
「そっちに行ったぞ追い詰めろ」
「クッ…しつこい連中ね」
「あなたはここから逃げなさい。さあ早く!」
叫びながら赤い服を着た女は俺を橋の上から突き飛ばした。
最初のコメントを投稿しよう!