後輩

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新入生が学院に慣れた頃、 ようやく仮入部期間が来た。 哲也先輩曰く、インパクトで 勝負するらしい。 哲「つー事で、皆には 趣味を明かしてもらう! いろんな趣味を持った人でも バスケが出来るって事を 証明したいからな! ハッハッハー!」 ………最後の笑いに ツッコんだら負けだ。 あ。ちなみに今年から男女比が 同じになったらしい。 入学後のパーティーでわかった。 ついでにプリンスも。 やっぱ、哲也先輩だった。 歴代プリンスはほとんどが バスケ部出身らしい。 それもキャッチコピーに するつもりらしいし。 哲「よし!早速暴露だ! 凛太!お前の趣味は?」 凛「読書。」 哲「………うん。良いと思う! 和人。お前は?」 和「俺かぁ。何だろなー。 あ!わかりました! 中3からの趣味ですが。」 哲「おお!言ってみろ!」 和「彼女を弄ること!」 哲「…………。」 ………バカ。 凛「おい、和人。 彼女いねぇ人もいんだから 少しは気遣えよ。」 哲「………りーんた君?」 凛「何でしょう。」 哲「…………。」 和「お前、天然か?」 凛「いや。わざと。」 哲「あぁぁぁぁぁあ! リア充爆発しろぉぉぉ!」 .
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