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ー那美ー
休憩も終わり、和人達は
練習に戻り、愛海ちゃんも
あたし達の所に戻ってきた。
愛「あー。
和人先輩格好良いなぁ。」
那「愛海ちゃん？」
愛「はい？」
紗「な、愛海！
那美先輩は、
和人先輩の彼女だよ？;;」
愛「だから？
那美先輩！
あたし、本気なんです。
和人先輩を譲って下さい！」
那「……………。」
何を言い出すかと思えば。
譲る、だって？
はっ。
何言ってんだし。
那「譲るも何も、
和人は物じゃない！
決めるのは和人だから。
そういう言い方、うざい。
マジで止めて？」
愛「……………。」
あー！
こういう生活の子、嫌い！
今にも泣きそうとか、ヤダ！
今ので泣くとかないでしょ。
那「………あたし、
どっか行って来る。
紗英ちゃん、後よろしく。」
紗「那美先輩………。」
何であたしが悪者なの？
いけないのは
愛海ちゃんじゃない！
苛つくーっ！
うじうじすんなっつーの！
………家庭科室行こ。
．
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