雨降って地固まる

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愛海ちゃんとマフィンを食べ、 差し入れをしに来た頃、 部活が終わった頃だった。 和「あ。愛海ちゃーん! さっきはごめん! 那美の事しか頭になかった! 本当にごめん!」 愛「え?いや。大丈夫です! だから土下座しないで下さい!」 和人にはプライドがないのか? 愛「でも、そのおかげで 那美先輩に謝れたし。 本当に大丈夫ですから!」 那「そうだよ、和人。 愛海ちゃんが迷惑してるよ?」 和「那美が言うなら………。」 そう言うと和人は あたしに抱き付いてきた。 和「那美ぃ。愛してる!」 那「それ、 愛海ちゃんから聞いた!」 和「えっ? ちょっと愛海ちゃん!」 顔真っ赤だし。 那「あ。皆さん。差し入れです! さっきマフィン作って来たんで。 出来たてですよ~!」 和「食う食う!俺が全部!」 那「ダメ!はい、斎藤君。 紗英ちゃんも食べて。」 凛「サンキュ。」 紗「ありがとうございます! 美味しいですね!」 どんどんと減り、ついには 残り1つとなった。 あれー? 結構作ったんだけどな。 リコ「ごめん那美! 任せちゃって…………。」 和「最後の1つ、頂き~! ………ってあれ?」 凛「ほら。璃子。 岡野が作ってくれた。」 リコ「ん?あ、ありがと!」 哲「たっだいまー! いい匂いがするんだけど!」 皆「「「あ。」」」 哲也先輩の分、ないや………。 .
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