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春休みも終わり、
俺達は2年S組の教室へ
歩みを進めた。
クラス落ちする人は
誰も居なかったらしく、
1年の時と同じメンツだった。
席も同じ。
晃の席は離れてるけど
それはそれで
楽しくやってるように見える。
リコ「皆一緒だぁ!」
凛「そりゃそうだな。峻も
滅多にクラス落ちする事はない
って言ってたし。」
リコ「確かに!
………ってことは………。」
凛「は?」
その瞬間、予鈴が鳴り
席に着いた。
和「クラス変わんねぇけど
なんか新鮮な感じだな!」
那「そうだよねぇ~。
このクラス好きだもん!」
和人は岡野と
たわいもない話をしてる。
勇人は窓の外を見てる。
優菜は読書。
璃子は…………うん。
何故か1人で狼狽えてる。
俺が聞いても
よくわかんねぇことを口走るし。
凛「おい、璃子。
さっきからどうした?」
リコ「だだだだだってぇ!
またあれだよっ!?
先生残念っ!」
こんなふうに。
どこぞのギター侍か。
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