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オレは、ガクッとうなだれた。
だけど、そんなオレよりもショックをうけている美佳。
「ごめんなさい。あの下着つけれなくなっちゃった」
え?そっち!?
オレは、たまらず抱き寄せようとすると、
「あッ!!取りに返らなくちゃ」
と慌てふためいて、何も言わず出て行ってしまった。
オレ、放置プレイ?
ポカンとするオレのもとに、数分後、美佳から電話がきた。
「今日は、こっちに泊まる。そ、そのお布団汚すといけないし、恥ずかしくてトイレにもいけないし」
「いや、マジで言ってる?」
「うん。ナプキンもショーツもこっちにまだ置きっぱなしでしょ。それに、駿一のとこ、汚物入れがない」
それを最後に言われると、美佳の羞恥心を思うと、頷くしかない。
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