3月17日 曇り時々晴れ

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「ん。何もないよ。ただの同級生」 「告られたり……した?」 美佳の不安そうな顔がかわいい。 今更なのに。 「何?嫉妬してんの?」 そう言うと、真っ赤な顔をして俯いた美佳。 オレの過去。それも、忘れていたような昔のことに嫉妬してくれたらしい美佳。 たまんない。 可愛すぎる。 「なぁ……もっと嫉妬しろよ」 「……えッ!!」 「言ってやろうか?美佳だけが好きだって」 「……へッ?」 オレは、美佳の膝枕でくつろぎながら、美佳を見上げた。 「愛してるよ。だから、キスしてよ、美佳」 甘えてみるのもいいかも。 真っ赤な顔が近づいてくる。 オレ達は、甘い甘いキスを繰り返した。 嫉妬……悪くない。 もっと、情熱的な美佳がみたいと、欲張りになる。
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