3月2日 快晴

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美佳がオレのところに引っ越しをしてくる。 本当は、もう少し広いところにと思ったが、美佳が、届けを出すまではここがいいと言う。 もともと、独り暮らし用。 美佳のような女の子の衣服を詰め込んだら、クローゼットはパンパンだ。 何より困るのが寝る時。 シングルベットに二人で寝るか、下にもう一組の布団を敷いて寝るかだ。 本当にここでいいのか? ご両親が許したのか? 俺が考えている最中、美佳がやって来た。 昨日は、あの後、クラスの奴らとカラオケだとか言って別れた。 心配もしたけれど、何もなかったようで、ニコニコした顔がモニターに映し出された。 「駿一、今日からよろしくお願いします」 律儀にも、玄関で挨拶をした美佳。
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