危険なゲーム

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「ふう。」 なんとか覚えた。ニュースで言ってた通り、ここにも事故が起きた場合一切の責任を問わないと書いてる。 説明書を読まない奴らがこれにはめられたわけか。 でも、みためは普通って感じだった。酷い内容がかかれてた訳じゃない。 「つまりはやらなきゃ分かんねえってことか」 イスに座りパソコンを起動させ説明書に書いてあった通り端末機器を差し込む。 ブォン! 聞き慣れた起動音と黒い画面。そこにIDパスとパスワードの入力と書いてある。 さっきの封筒のやつのことだろう。IDとパスワードを打ち込むと認証完了という文字とともに次の指示がでてきた。 ヘッドセットの着用チュートリアル こんなのさっきみた説明書で覚えてたから指示をスキップ。 頭にはヘルメットにゴーグル。を着用。ゴーグルから伸びる三色の線を機器に差し込むだけ。ホントにこんなので二次元へいけるのか? 二次元というより別次元じゃないのか? というよりさっきから色々でてくるこのチュートリアルたち。こんなのあるなら説明書みなきゃよかったw 逆にいちいちクリックするのがめんどうだ。 「Are you ready?」←クリック パソコンから最後の指示が来た。 これをクリックすれば俺は飛ばされるわけか… もしかしたら二度と戻れないかもしれない。 戻れたとしても精神がいかれるかもしれない。 最悪は死ぬかもしれない。 ゴクリ… 「犯人突き止めてやんよ」 カチッ
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